福岡県北九州空港を拠点に置く地域航空会社スターフライヤー(7G/SFJ)は、2025年4月1日に客室乗務員の中途採用を募集を開始したと発表した。
2024年4月以来、1年ぶりの募集。昨年度の募集人数は25名程度だったが、今年度は20名程度の予定。
エントリーシートの提出期限は、2025年4月30日(水)13:00まで。
募集要項
・募集職種:総合職(客室乗務員)
・入社時期:2025 年 8 月以降、会社が指定する日
・勤務地: 羽田空港、または、北九州空港(訓練は北九州空港内の訓練施設で実施)
・諸条件: 給与 237,000 円/月額 年間休日数 121日(月10日程度)
・その他
スターフライヤーは国際線の定期便の運航は無いが、チャーター便を韓国や中国に運航する場合があるとのことで、韓国語、中国語能力があると尚良とのこと。
プチ業界研究
スターフライヤーが2023年4月に発表した2025年度までの中期経営戦略では、2026年度以降からアジア地域への国際線再就航を検討している。新型コロナウイルスの感染拡大前まで、北九州・名古屋(中部)=台北(桃園)線に就航していたが、現在も運休が続いている。
主力の国内線事業をコロナ前の水準以上に回復・成長させた上で、旺盛なインバウンド需要を取り込み国際線事業に再進出した上で、さらなる事業拡大に向けた検討をしているとのこと。
採用面接等では、国際線に再度チャレンジする同社の事業拡大に貢献したいとアピールするのも有効な対策のひとつだろう。
また、スターフライヤーでは、24時間運用可能な北九州空港を拠点としている利点を最大限活かすため、早朝・深夜に北九州空港を離発着する羽田行きの定期便を運航していることから、勤務時間帯が早朝〜深夜を含むシフト勤務になる。
ただし、いわゆる深夜便の運航が無いため、同社で客室乗務員として勤務する上で、生活リズムは比較的崩れないこともメリットのひとつであると考えられるが、エアライン事業において航空機の費用が最も重たいコストの1つです。コスト効率性を高めるために、人員リソース(パイロット、客室乗務員、整備士)が整えば、非稼働時間帯の深夜時間帯にも飛行機を飛ばして収益を改善したいと考えるのは通常のセオリーだろう。
よって、深夜便の運航が仮に始まったとしても、体調管理・体力には自信があります。とアピールすることも有効なPRになると考えられる。/
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